2017年夏、腰椎手術。

腰椎すべり症と手術(脊椎後方固定術)の体験記です。※当ブログは個人的な体験記です。すべての記事に関して正確さを保証しません。ご不明な点はご自身で主治医や専門機関にお尋ねください。コメントは受け付けておりません。

今回の手術の詳細

手術前日の午後に、執刀医二人のうち一人(診察した医師ではない方)の医師から詳しい説明をしていただいた。

 

私の場合、腰椎の5番目に対して4番目がすべっている状態であり、5番目の脊椎の神経が通っているところが狭くなっているために症状が出ている。

 

それで固定術をするわけだが、

まず4番目と5番目の腰椎にそれぞれ左右2箇所ネジを挿し、このネジをがっちりと固定する。

同時に4番目と5番目の間の椎間板を削り取り、ここにチタン製のケージという名の板状の部品を挟み込む。厚さは1cmほど、幅は2cmほど。

これは実際の椎間板より小さめなのだが、骨を削るとそれを修復しようとして骨が生え、骨とケージの間が自然にくっつくのだという。これに3ヶ月ほど要する。

 

そういう具合にずれた腰椎を固定するのだそうだ。

 

椎間板に自分の骨を利用する方法は、すべり症の場合には有効ではないのだそうだ。

 

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術後の説明では、これに加えて神経の圧迫されているところ(※脊柱管であろう)を削って広くしたとのこと。

 

 

2時間半の手術と聞いていたが3時間半くらいかかったのではないか。

前後の処置を含めて5時間ほど手術室にいたことになる。