手術療法についての私見
今回手術を受け、めでたく退院日を迎えた私の現時点での考えをまとめておこうと思う。
主治医も断言したように、すべり症による痺れや痛みは手術をしないと改善することはない。
ほかの方法による対症療法は根治には至らない。
考え方は色々あるだろうし、自分が手術でほぼ望む結果が得られたから言えるのかも知らないが、はっきり言って私くらい症状が重いと保存療法は時間の無駄であるばかりか、神経を痛め続けてしまい、害の方が大きい。
手術にもリスクはあり、一通りの保存療法を試してから手術を考えるというのも、それで済んでいるうちはいいが、症状が続けばストレスになるし、できることも減るのだから患者の損失も大きい。
自分の痛みや痺れやは自分にしかわからないのだから、クリニックの医師が勧めない場合には遠慮なく患者の自身が手術を受けたい、あるいは大きな病院で診てもらいたいと申し出てよいはずだ。私はぜひそうするべきだと、自身の経験から思う。
また、まさかいないだろうとは思うが、それに難色を示す医師などに掛かっていてはいけない。自分の体は自分にしか守れないのだ。
巷には、自分で治せる・手術しなくても治せる・手術は危険、などの情報が多く、積極的に手術療法を勧める情報は少ない印象がある。
手術をしない方が良い場合もあることは否定しないが、それに惑わされることなく、患者自身が的確な治療法にいち早く辿り着けるようにと願ってやまない。
私がこのブログを作ろうと思い立った動機はそこにある。
この体験記が少しでもみなさまのお役にたてば幸いである。